スイス有数の物価で知られるローザンヌですが、この街のいちばんの見せ場は、実は屋外に無造作に置かれています。広場、坂道からの眺め、彫刻、教会——財布を開かずに味わえるものだけで、半日は十分に埋まります。
0フランで楽しめる場所
パリュ広場では正義の泉と、毎正時に人形が動く市庁舎のからくり時計が待っています。ゴシックのローザンヌ大聖堂は外観とバラ窓だけでも見応えがあり、今も夜警が時を告げる伝統が続く場所です。ネオルネサンスのリュミーヌ宮殿——ガブリエル・ド・リュミーヌが街に贈った建物で、いまは大学図書館も入っています——は、外から仰ぐだけでも壮観。新アート地区プラットフォーム10では、州立美術館(MCBA)の建築と屋外空間を無料で歩き回れます。
入場料がかかるのはここ
はっきり書いておくと、建物の「中」に入るならお金がかかります。ローザンヌ歴史博物館、リュミーヌ宮殿内の各博物館、プラットフォーム10のMCBAとMUDACの展示がそれです。逆に言えば、それ以外——広場・外観・眺め・公園——はすべて無料で、ルートは一度も財布を出さずに歩き切れます。
歩く前にひとつだけ
このまち歩き自体も無料でプレイできます。ブラウザで開くだけで、8スポット・約3.5キロ・1〜2時間、各所で短い物語と謎がひとつずつ。スタートはローザンヌ歴史博物館です。
無料だからといって薄味にはなりません——むしろローザンヌは、外から見るのがいちばん贅沢な街です。

