ローザンヌの定番ルートは半日で歩けてしまうので、残りの時間をどこに使うかで滞在の印象がかなり変わります。大聖堂やウシーの湖畔だけで終わらせないために、地元の人が使う階段道や、観光客の少ない公園・中庭を、モデルコースにそのまま足せる形でまとめました。
モンブノンの夕方
レマン湖の展望スポットとしてはウシーの湖畔が有名ですが、人の少なさと眺めのバランスならモンブノンのエスプラナードが上です。優雅なカジノ・ド・モンブノンを背に、レマン湖とアルプスのパノラマが静かに広がります。特に夕方、日が湖に落ちる時間帯は、ベンチに座ってただ眺めているだけで満たされる場所です。
レジャンド公園という余白
その名のとおり「伝説の公園」と呼ばれる小さな都市公園は、彫刻が点在する静かな緑地で、観光ルートからは一本外れています。派手な見どころがあるわけではないのに、街の喧騒から数分で切り離されるのがこの公園の価値。歩き疲れた午後に、コーヒー片手に立ち寄るのにちょうどいい余白です。
旧市街の裏道と中庭
旧市街では、大聖堂とパリュ広場を結ぶ屋根付きの木造大階段が近道でもあり、いちばんの撮影スポットでもあります。表通りから一本入った路地や中庭には、観光客がほとんど入ってこない静かな空間が残っており、石畳の坂を下りながら覗いてみる価値があります。地元の人の生活が垣間見える、ガイドブックに載らないローザンヌです。
静かな時間帯のプラットフォーム10
新しいアート地区プラットフォーム10は、開館直後や閉館前の時間帯なら驚くほど静かです。州立美術館(MCBA)とMUDACの建物は外から眺めるだけでも一見の価値があり、混雑を避けたいならこの時間帯が穴場。旧駅舎エリアの工業的な雰囲気と現代建築のコントラストは、人が少ないほど際立ちます。
実用情報
ここに挙げた場所はすべて徒歩圏内で、定番の1日モデルコースに30分〜1時間ずつ足す形で組み込めます。順路に迷わず、途中の謎解きも楽しみたい人には、アプリ「CityWalkGems」のローザンヌ散策がおすすめです。

